たろうの漫画日記

漫画とかアニメのブログです。
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リンクフリーです。

BLUE GIANTと言う映画をみました。
ざっくりとしたあらすじは仙台出身の大が東京に出てきて、バンドを組んでメジャーになっていくと言うものです。

話としては面白かったです。
個人的にこのようなヒューマンサクセスストーリー系の話は好きです。
野球漫画とかも同じような系統になりますが、そう言うのも好きです。

作中の音楽はジャズピアニストの上原ひろみさんが作曲されていました。
一時期、テレビでよく出てたと思いますが、最近はあまり見なくなっていて、少し懐かしさを感じました。
音楽はまあまあ良かったと思います。
個人的にあまりジャズは聞かないので、あまり良し悪しはよく分からない所ではあります。
ジャズというと機動戦士ガンダムサンダーボルトでも流れていましたが、そっちの方が好きでした。
若干、そっちの方がメロディアスで、大衆受けしやすいように思います。
本格的なジャズになる程、メチャクチャな感じになった方が評価されるような印象がありますが、自分はまだその領域には行けてないです。


エンドクレジットを見てて気づいたのですが、声優さんは山田裕貴さんや間宮祥太朗さん、岡本天音さんが演じられていました。
本業は俳優をされていらっしゃいますが、ほとんど違和感はありませんでした。
映像の方はCGが使われていましたが、若干、安っぽさがありました。
最近のテレビアニメで見かけるような安っぽいCGで、何だかなあと思いました。
演奏中の激しい動きを表現するために使われているんだと思いますが、静止画を使った方がマシだったのではなかろうかと思いました。






BLUE GIANT
岡山天音
2023-10-18









Netflixで正欲と言う映画をみました。
あらすじとしては水に対してただならぬ感情を持つ登場人物3人のヒューマンドラマです。
そのうちの1人が新垣結衣さんが演じていらっしゃって可愛かったです。
調べてみたらもう35歳なんですね。
新垣結衣さんが演じられている人物が割と感情的な性格でした。
新垣結衣さんのイメージが逃げるは恥だが役に立つのイメージであのドラマではひょうひょうとした性格でしたが、そのギャップに少し驚きました。


この映画には東野絢香さんという女優さんが出られていました。
この方は神戸八重子と言う登場人物を演じられていまして、そのキャラが男性恐怖症だけれども好きな男性ができるものの、フラれると言う役でした。
この方は風貌がげっそりしていて、ロードオブザリングのゴラムみたいな見た目で、印象的でした。

稲垣吾郎さんも出演されていて、稲垣さんは寺井という役をされていました。
この寺井の子供が小学生だけれども不登校で、カウンセラーの先生に勧められてYouTubeに出演していて、寺井は否定的な意見を言っていました。
個人的にはYouTuberに先は無いと思ってるので、寺井の意見に賛成でしたが、結局寺井はバッドエンドみたいな形で終わります。





Netflixで殺人者のパラドックスと言うドラマをみました。
韓国で制作された全部で8話のドラマです。


あらすじは主人公のイ・タンがたまたま人を殺してしまいますが、その殺した人が実は犯罪者である事が分かります。
その後、何度か同様の殺人をしますが、いずれも被害者が犯罪者である事が分かり、主人公が過去に犯罪を犯した事がある人を感知できる能力がある事を自覚して、世直し的な活動をすると言う内容です。
刑事のチャンはイ・タンを捕まえようとしますがなかなか捕まえる事が出来ません。
刑事から上手く逃げるのもイ・タンの能力の一つという事でした。
イ・タンはノ・ビンという相棒を得ます。
このノ・ビンは昔ソンという元刑事と組んで同様に犯罪者を暗殺するという活動をしていました。
最終的にこのソンがラスボス的な立場になり、イ・タンとチャンとノ・ビンが協力してソンを倒します。


こんな感じでSFと刑事ドラマが混ざったような作品でした。
主人公を演じていた俳優さんは中村倫也さんに似てて、チャン刑事を演じていた俳優は藤田直之というサッカー選手に似てるなと思いました。

この作品では下町などの小汚い風景が時々出てきますが、個人的にそう言う風景は好きです。
綺麗なオフィスやカフェばかりが映るドラマよりも、この作品のような感じが良いと思います。

あまり真剣には見てませんでしたが、割と面白かったと思います。



たまたまNetflixで忍びの家と言う作品を見つけて、プレビューで人妻が万引きしてるシーンがあって何か面白かったのでみてみました。
プレビュー画面はこんな感じです。

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話としては現代に残る服部半蔵の末裔の家族が忍びとして、風魔小太郎の一族と戦うと言うものです。
めっちゃ面白かった訳ではなかったですが、まあまあ面白かったです。


ヒロインは吉岡里帆さんが演じられていましたが、可愛かったですね。
大きい胸が印象に残りました。
どこかのインタビューで胸はあまりアピールしたくないようなことを仰られていましたが、やはり胸がアピールポイントなのはどうしようもないと思います。

人妻役は木村多江さんでした。
変装してるシーンでドレスを着てましたが、かなり若く見えました。


あと、オープニングの音楽と映像が個人的に良かったと思います。

監督は外国の方がされていました。
サッカーチームの監督が外国人なのは珍しくなくなりましたが、ドラマの監督が外国人なのは珍しいと思いました。
なので日本人よりも外国人の方がこの作品の評価は高くなるのかもしれません。
外国人向けであれば、セリフは英語の方が良かったのかもしれません。
後で吹き替え版が出るかもしれません。





ゾンビランドと言う映画を見ました。
あらすじとしてはゾンビが大量にいる世界で頑張って生き抜くと言うものです。
とは言ったもののあまり、サバイバル要素は少なく、スタンドバイミーのような旅をするような話に近いものがあります。
昨年、ゾンビになるまでにしたい100のこと(ゾン100)というアニメがありましたが、それに近いと思います。
ゾンビがうじゃうじゃいるような絶望的な世界観ですが、どこかほのぼのとした雰囲気がありました。


ゾンビ関連の作品として、真っ先に思いつくのがウォーキングデッドですが、ウォーキングデッドよりはコメディ要素が強いと思います。
作られた時期としてはどちらも2010年あたりで、この時期はゾンビものの作品が流行っているみたいでした。


出演している俳優としてはソーシャルネットワークに出てるジェシー・アイゼンバーグとララランドに出てるエマ・ストーンがいました。
エマ・ストーンは可愛かったです。
時々、アメリカのドラマに出てくる女優さんでアイシャドウが濃い人がいますが、結構好きで可愛いと思います。
残念ながらラブシーンはありませんでした。

次回作としてゾンビランドダブルタップと言うものが最近、公開されたみたいです。
正直、続けてそっちも見たいとは思わなかったですが、暇な時間が出来たら見ようと思います。









ゾンビランド (吹替版)
Derek Graf
2014-04-01


SEEDの映画を見てきました。

パンフレットとか限定のガンプラとか販売してたみたいですが、自分が行った時には全て完売していました。
客席の埋まり具合としては、土曜の午後でしたが半分も埋まっておらず、割とゆったりとした間隔で見る事が出来ました。

ざっくりとしたあらすじとしてはキラ達はコンパスと言う組織に所属していて、わちゃわちゃやってて、そこに新たな勢力としてファウンデーションと言う所が出てきて、戦う感じです。


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序盤は色んな勢力が出てきて、少し分かりにくかったです。
SEEDの序盤は連合とザフトと言う2つだけでしたが、話が進むにつれてキャラクターや勢力が増えてきて、それが極まった感じでした。
終盤、ギャグみたいな所があって何か面白かったです。
時間が足りてなかったのか、終盤の戦闘シーンでは常に誰かが早口でまくし立てているように感じました。
ツッコミ所は多かったですが、そう言う所があった方がインパクトがあって良いような気もします。



キャラクターのデザインが少し変わっていました。
女性キャラの唇が総じて、口紅を塗ったようなデザインになっていて、正直テレビ版と比べて劣化したように思いました。

昔は自分はルナマリアが好きでしたが、上述した唇のデザインの変更もあって、今回はあまりグッとくる感じがしませんでした。
今作でも出てきますが、シンと付き合っていて、所々でいちゃいちゃしていました。




アグネスと言うキャラが新たに出てきますが、声優さんは桑島法子さんでした。
彼女は調べてみると、フレイとステラもやられていて、SEEDでは主要なキャラを演じられていました。
正直いなくても良いのではないかと思いました。


あと、アウラと言うキャラが出てきますが、どこかで聞いた事がある声だなと思っていたら、田村ゆかりさんが演じられていました。



SEEDは好きだったんですが、DESTINYは微妙だと思いました。
今作はその続きで、やはり微妙だったように思います。
キラとラクスが神に近い存在で、その神がやりたいように世界を導いていく感じです。
敵キャラがそう言う神で、それを工夫して倒すような話なら楽しめるのかなと思いました。



この映画の意義はあまり無かったのかなと思いました。
エヴァンゲリオンとかの映画版の位置付けとはまた違ってて、どっちかと言うとドラゴンボールの映画版ぽい感じだと思います。
多分、次回作は無いんじゃないかなと思います。





ヤクザと家族 The Familyと言う映画を見ました。
普通に面白かったです。

あらすじはWikipediaに詳しく書かれていますが、暴力団排除運動が進んでいる情勢の中で、服役後のヤクザの山本の生き様が描かれています。

印象的だったエピソードがあります。
服役後の山本が恋人だった工藤に会いに行って、工藤には14歳の子供がいる事が分かります。
その子供が山本の子である事が分かり、同居するようになります。
その後、山本は舎弟の細野の紹介で働くようになりますが、その同僚に山本や細野が元ヤクザである事がネットで拡散されてしまい、工藤や工藤の子供が職場や学校に居られなくなってしまいます。
細野の家族も夜逃げしていて、この辺りの話はとても気の毒になりました。

ヒロインである工藤は尾野真千子さんが演じられています。
14年前のシーンでは大学生役もされていて、あまり違和感なくお綺麗でした。
この作品で賞を貰われています。

山本と敵対するヤクザとして駿河太郎さんと言う俳優が演じられています。
この方は最近よく見るようになったんですが、笑福亭鶴瓶さんの息子さんみたいです。
あまり似てないなと思いました。





ヤクザと家族 The Family
駿河太郎
2022-08-10





ゾン100を見ました。
あらすじはブラック企業に勤める主人公のアキラがパンデミックによりゾンビが溢れる世界を仲間と共に生き抜くと言うものです。
もともと秋頃に9話まで放送されていたのですが、制作遅延により10話から12話が12月に放送されました。

12話のあたりでパンデミック前の世界に不満があった集団がアキラの親が住む村を襲撃させていました。
その襲撃グループの中に蔵杉というキャラがいるのですが、蔵杉の相手をしているケンチョとの戦いの最中、その不満をぶちまけるも彼からは「お前の方こそ奥さんに感謝の気持ちを伝えたり本音や不満を聞いたり結婚記念日に一輪の花でもあげた事はあるのか?先に妻に興味を失くし、失望させたのはお前の方だ。」と諭された事で激昂していました。
その蔵杉の立場が自分と重なっていて、ケンチョの言葉が妙に心に響きました。
もう少し自分の妻を大事にしようと思いました。

この作品はキャラが魅力的だと思います。
女性キャラも可愛いですが、アキラやケンチョもいいと思います。









Netflixで終わらない週末を見ました。
あらすじは休暇を郊外の別荘で過ごすことになった家族が他国のサイバー攻撃により被害を受けると言うものです。

一般的な映画では何らかの事件が発生すると主人公がその事件を解決すると言うものですが、この映画ではそう言う解決すると言う話はありませんでした。
ひたすら家族が起きる事件に対してうろたえていました。

映像の撮り方が特徴的で昔の映画を高画質で見ているような感覚になりました。
監督はサム・エスメイルと言う方で正直、他の作品は見たことがありません。


何かの伏線かなと思わせる演出がありましたが、結局最後まで伏線回収はありませんでした。
例えば浜辺に突っ込んでくるタンカーにホワイトライオンと大きく書かれているシーンがあったり、シカやフラミンゴが集まってくるシーンがあったり、謎の小屋があったりしましたが、結局どれも意味は無かったように思います。



率直な感想としてはあまり面白くなかったですが、何故か最後まで見てしまいました。
何か他の作業をしながら見る分には十分かなと思いました。






終わらない週末
ルマーン アラム
2022-08-17


#マンホールという映画を見ました。

あらすじとしては順風満帆な人生を歩む主人公がマンホールに落とされて、SNSを駆使して脱出方法を探したり、自分をマンホールに落とした犯人を探すというものです。

この作品のポイントとしてSNSがあるのですが、作品中で使われるSNSが X(旧Twitter)がモデルのようなものです。
ただ、作品中では権利の都合なのか、XやTwitterと言った固有名詞を使わずに変な名前のSNSを使っているのですが、この辺りが作品を安っぽくしているように思います。

その他に気になった点です。
  • 主人公はマンホールに落とされた後にスマホを使いまくるのですが、バッテリーが長持ちし過ぎだなと思いました。
  • 多分、地下なので電波は基本的に繋がらないと思います。
  • 整形して他人になりすましていましたが、多分あり得ないと思います。


つまらなくはなかったですが、所謂B級映画かなと思います。


#マンホール
黒木華
2023-08-04




ネットフリックスでヴィーガンズ・ハムを見ました。
あらすじとしては肉屋を営む夫婦がヴィーガンを殺してしまい、隠蔽しようと死体をハムにして食べてみた所、思ったより美味しくて販売してみたら好評になって、ヴィーガンの殺人を繰り返していくと言うものです。
演出としてはコメディタッチで、こう言うブラックユーモア系の作品は個人的に好きです。

一つ気になった点があって、通常、モザイクがかけられる男性の局部がモザイク無しで写っていました。
ネット配信とかはそう言う規制の対象外なのかもしれません。

昨今は環境保護活動家の迷惑行為がよくニュースになっており、ヴィーガンの活動も似たようなものなのかもしれません。
そう言うニュースに嫌悪感を感じる人も多いことから、この映画もある程度は許容されている空気があります。
一昔前なら批判しかなかったかもしれません。






ヴィーガンズ・ハム
リサ・ド・クート・テイシェイラ
2023-04-01


Netflixで「神は見返りを求める」と言う映画を見ました。
あらすじは底辺YouTuberの優里がムロツヨシ演じる中年男性の田母神と知り合い、動画撮影の手伝いや撮影にかかる費用の援助をしてもらうようになります。
優里は知人の紹介により有名YouTuberと知り合うことで人気が出るようになりますが、田母神は知人に借金を踏み倒され金に困るようになります。
田母神は優里に資金援助を求めますが、優里はそれを断る事で、YouTubeの動画を使った争いに発展します。
最終的に仲直りするような感じになりますが、優里は動画撮影による事故で大怪我を負います。
一方で田母神は別のYouTuberとトラブルが起きて背中を刺されてしまい、映画は終了します。



感想としては面白かったです。
最初はほのぼのした雰囲気でしたので、最終的にこんなサスペンスぽい感じになるとは思わなかったです。

優里が売れていない時に焼肉屋でレバ刺しを食べてる様子を撮影し公開する事で、店側が炎上してしまいます。
また、有名YouTuberとコラボする事となりますが、その企画がボディペイントでこんなんあり得んだろと思いました。
このように当初の優里は少し頭が悪い感じで、この辺りが少し気になりました。


いくつか気になった所があって最初の方では優里は再生回数が少ないYouTuberでしたが、かなりコメントが多く付いていました。
再生数とコメント数は一般的に比例しますが、この辺りが現実と合っていないように感じました。






Netflixの実写版ワンピースを見ました。
あらすじは漫画版と変わってるかと思ってましたが、自分が漫画版を半分くらい忘れてて何とも判断がつかないのですが、多分、原作通りだと思います。

一瞬だけ吹替で見ていましたが、ルフィの声がアニメと同じ田中真弓さんでした。
ルフィを演じていた俳優がイニャキゴドイさんと言う方で20歳の男性です。
流石にこの男性俳優の声を女性の田中さんが演じると言うのがかなり違和感があって、字幕で見ることにしました。

ゾロ役は新田真剣佑さんが演じられていました。
当然のように英語を話していました。

ウソップ役は黒人の俳優さんでしたが、あまり違和感は無かったです。
少し違和感があったのが、ナミの姉が黒人の女優さんが演じられていた点です。
髪の色が青だったのも要因の一つだと思います。

海上レストランや船のシーンがありましたが、かなりリアリティがありました。
多分、CGだとは思いますが、良かったと思います。
流石にアレをセットで作ったら大変過ぎると思います。



Netflixでマスクガールを見ました。

あらすじとしてはマスクを被ってネット配信をしていたキムモミという女性が殺人を犯してしまいます。
彼女のファンのオナムという男性が彼女を助けようとしますが、彼女に殺されてしまいます。
オナムの母親がキムモミに対して復讐しようとキムモミを捜索しますが、キムモミは整形してショーパブのような所で働いていて、なかなか見つかりません。
オナムの母親はキムモミのショーパブの同僚のキムエチュンを見つけて、エチュンをマスクガールと思って殺害しようとしますが、人違いと言う事が分かり、キムモミ捜索を手伝うと言う事からエチュンを解放します。
ですが、エチュンはキムモミと仲が良くて、キムモミをオナムの母親から遠ざけようとしますが、結局オナムの母親に二人が見つかって追い詰められます。
この争いによって、エチュンは死んでオナムの母親は気絶します。
キムモミはその後、オナムとの子供を出産します。
キムモミの子供は祖母に預けて自分は自首します。

キムモミの子供はキムミモと言う名前で育てられますが、学校でマスクガールの子供という事がバレて、それで避けられたりします。
それで学校で頻繁に問題を起こして祖母との仲が険悪になります。
オナムの母親は生きていて、恨みの矛先をキムモミからキムミモへ移しており、キムミモの周りをうろつくようになり、表面上はキムミモに優しく接しますが、モミがマスクガールの娘であると言う噂を流したりします。
復讐の仕上げとして、オナムの母親はミモを殺そうとしますが、キムモミが刑務所から脱獄して、モミを助けます。
オナムの母親は警察に射殺されます。

感想としては面白かったです。
タイトルがマスクガールですが、この設定は序盤だけで使われており、キムモミがショーパブで働いていた時以降はマスクが出てくることはありませんでした。
この辺りは少し残念でした。

終盤でオナムの母親がキムミモを殺そうとします。
少し情が移って助けようと心が揺らいでいる様子もありましたが、結局は殺そうとします。
キムモミがミモを助けに入りますが、この時の取っ組み合いのタイミングで、ミモがオナムの娘と言えば良かったのにと思いました。
視聴者も製作者も設定を忘れているような感じがします。


キムモミ役は整形前と整形後で違う女優さんが演じています。
整形前のマスクガールは整形後の女優さんのような感じがします。
正直、整形前の方はスタイルもあまり良くないので、多分整形後の人だと思います。
下の写真の方々がキムモミを演じた女優さんで、左から整形後、真ん中が整形前、右が10年後の姿です。
整形後を演じられた方は元々アイドルをされていた方で、ダンスとかに精通されていたと思います。
マスクガールのダンスシーンとかは多分、この方が演じられていたように思います。


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怒りと言う映画を見ました。
あらすじは「リンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件」をベースに作られていて、千葉、東京、沖縄の3つの場所を舞台に、それぞれ素性が分からない男性が現れて、彼らが殺人事件の犯人なのではないかと周囲の人物が疑うと言うストーリーです。
上記の3つの舞台ではそれぞれ繋がりを持ったりすることはなく、独自のストーリーが進められます。
以下ネタバレ含みます。










個人的に世界仰天ニュースで上記のリンゼイさんの事件の犯人である市橋達也容疑者が沖縄に潜伏していたと言うことは知っていたので、沖縄の男性が一番怪しいなとは思っていましたが、東京や千葉の男性も疑われるような要素が十分にあって、最後まで犯人は分かりませんでした。


沖縄編では佐久本宝さんという若い俳優さんがオーディションで選ばれて起用されていて、かなりセリフが多い役でした。
一緒に出ていた広瀬すずさんよりもセリフは多かったように思います。
田中という男性が出てきますが、かなり奇行が目立ちました。
この沖縄編ではこの田中が殺人の容疑者という役回りになるのですが、あまり周囲の人間が疑っているような描写は少なかったように思います。
この田中は、いきなり他人の荷物を雑に扱ったり、住み込みのバイトをしている旅館の厨房で暴れたりしています。
これらの行動は知り合いの泉を守れなかった自分に腹が立ったからと言うようなことを言っていましたが、実は泉を襲わせるように仕向けたのがこの田中であったりして、少し辻褄が合わないように感じる所がありました。
この泉を演じたのは広瀬すずさんですが、いつもより日焼けしていて、メイクも薄めで少し自分の娘(5歳)に似ているなと思いました。



千葉編では田代と言う殺人の疑いを掛けられている男と愛子と言う女性が婚約していて、周囲の人間に田代が怪しいと言われそれに悩んだ愛子が警察に通報し、それと同時期に田代が姿を消します。
しばらくして警察が捜査をして指紋鑑定の結果、田代は殺人犯ではない事が分かりますが、この状況は田代が犯人にしろ犯人でないにしろ、悪い結果にしかならず、愛子は号泣していました。
最終的に田代から愛子に電話があって、田代は千葉に戻ってきてハッピーエンドになります。
田代役は松山ケンイチさんが演じられていて、改めて鼻筋が通っていてカッコいいなと思いました。


東京編は他と比べると割と穏やかでした。
綾野剛が演じる大西と妻夫木聡が演じる優馬がゲイで恋人同士で、大西が失踪した直後にテレビの殺人事件特番で優馬が大西を疑うようになりますが、結局は大西は持病の心臓病で亡くなっていたと言う話になります。
今思い出してみると、この大西にあまり犯人ぽさは無く、終始大人しく穏やかな様子でした。






怒り (上) (中公文庫)
吉田修一
2017-06-09

怒り
妻夫木聡
2017-04-05


きさらぎ駅と言う映画を見ました。
ジャンルとしては異世界ホラーで、どちらかと言うとB級映画だと思います。
あらすじとしては葉山という女性がきさらぎ駅と言う異世界に迷い込んで、人体が爆発したりするような体験をします。
この葉山は偶然、きさらぎ駅から脱出する事が出来ましたが、一つ心残りがあってきさらぎ駅に残した宮崎という女子高生を助けたかったそうです。
その話を聞いた堤と言う女性が葉山と同じ行動をとる事できさらぎ駅に行きます。
この時の堤の動機としては好奇心によるものが大きいと思います。
きさらぎ駅に迷い込んだ堤は葉山と同じ体験をしますが、より効率的にイベントをこなしていきます。
葉山と異なる行動を取ったことによって、終盤に葉山から聞いていない状況になり、独自の判断が必要になります。
葉山からは光の扉に後から入った人が助かると聞いていたので、一緒にいた宮崎を先に行かせて、自分は後から行こうとしますが、宮崎が光の扉に入った直後に扉は消失し、堤は助からない事になります。
これは元々、宮崎を助けたかった葉山の計画通りで、最初から葉山は堤を犠牲にして宮崎を助けたかったみたいでした。

このきさらぎ駅の話では他のホラー映画と違って、ルールが明確になっていて、想定外な事は起きないようになっています。
ルールは以下の通りです。

  • 特定の電車の乗り方をするときさらぎ駅に行ける。
  • きさらぎ駅に着いてからの状況は毎回同じ。
  • きさらぎ駅では毎回同じイベントが発生する。
  • きさらぎ駅から出られる人は一人。
  • きさらぎ駅から出られなかった場合はきさらぎ駅での記憶が消されて、最初に戻る。
  • きさらぎ駅のイベントはきさらぎ駅に新たに人が来たらスタートする。

これを見ていて、何故、葉山は堤を犠牲にしてまで宮崎を助けたかったのかが気になりました。
いくら仲良くなったからと言っても、他人なのに助ける義理は無いように感じます。
このように考えさせられる映画でした。
個人的には割と面白かった方かなと思います。







きさらぎ駅
佐藤江梨子
2022-10-01



きさらぎ駅 [DVD]
Happinet
2022-11-02


ウェディング・ハイと言う映画を見ました。
Netflixでランキングの上位に入っていたのと、中村倫也さんが出てたので見てみました。
最近、中村倫也さんが出ているドラマとかは割とハズレが少ないような感じがしています。
この辺は個人の好みだと思います。

あらすじとしては、結婚式の準備と当日の様子を描いたコメディで、後で調べてわかったのですが脚本がバカリズムさんがされていました。
披露宴で上司のスピーチが予想以上に盛り上がって、友人の余興をまとめて行うと言うシーンがあって、それも結構合っていて逆に良かったです。

自分の結婚式のことを思い出しながら見てて、少し懐かしくなりました。
結構面白かったのでオススメです。







Netflixでサンクチュアリを見ました。
元横綱の朝青龍がTwitterで絶賛していたので見たのですが、かなり面白かったです。
話としてはほぼフィクションで実在の人物は出てきません。
あらすじは北九州のヤンキーが相撲部屋に入って相撲で成り上がると言うものです。

最終話でライバルの静内との対戦が始まった所で終わり、早く続きを見たいと思わせるような演出でした。
恐らくシーズン2があるものと思います。

主人公の猿桜は一ノ瀬ワタルさんと言う元プロレスラーの俳優が演じています。
あまり演技力は高くないように思いますが、その体格は実在の力士にいそうな感じで、舞の海くらいだと思います。
他の出演者は元力士の方が多数出られています。
猿桜のライバルの静内も元力士の方が演じられています。
ただ、静内と猿桜の体格を比べると圧倒的に静内の方が大きく、猿桜が勝つのは現実的には困難ではなかろうかと思いました。

これまで相撲関連の映画やドラマはいくつかありましたが、自分が知っているのは本木雅弘さんが主人公をやられていた「シコふんじゃった」ぐらいで、プロ力士が出る大相撲を描いたドラマは今作が初めてではないかと思います。
プロの俳優がやるには大相撲では体格が違い過ぎて現実的ではないからだと思います。
今作に力士役で出られていた俳優の多くは元力士の方々で、体格の迫力は十分にありました。
この辺りが今までにない新しさを感じました。

主人公の猿桜は序盤かなり破天荒で、力士でありながら親方や先輩に楯突いたり、土俵で勝利の喜びを最大限表現したり、地元のファンに荒々しい態度を取ったり、キャバクラで踊ったりします。
このような悪童ぶりが個人的にはロックスターみたいで斬新でした。
終盤では真剣に相撲に取り組むために少しおとなしくなり、個人的には少し残念でした。



作中に出てくる言葉遣いも独特でした。
力士がよく「ちゃんです」って言ってましたが、個人的にはあまり耳にしない言葉で、文脈から「ありがとうございます」とか「お願いします」みたいな意味だと思います。
主人公の話す北九州弁も九州以外の人にとっては珍しかったかもしれませんが、個人的に聴き馴染みがあるので自分としては珍しくはありませんでした。



個人的にこれまで大相撲にはあまり関心がありませんでした。
その理由としては競技としてシンプル過ぎるからです。
ただ、この作品を通して少し大相撲に対する興味が出てきました。





ネットフリックスでFukushima 50という映画を見ました。
あらすじとしては東日本大震災の時の福島第一原子力発電所の様子を描いたものです。
先日、同じような内容のドラマを世界仰天ニュースで見ましたが、ほぼ同じ内容です。
Wikipediaを読んでみると、あまり評価は高くなかったみたいですが、個人的にはかなり面白かったです。
根底にフィクションじゃ無いという点があると、かなりリアリティを感じることが出来ました。

仰天ニュースのドラマでは中途半端な所で終わったような印象を受けましたが、多分、終盤でCM連発してどこで終わったのか分かりにくくなっていたように思います。
民放の番組だとそういう所があって、最終的な結論が分かりづらいように思います。

これは映画ですので、一気に最後まで見れました。
この作品では運転員の方で死者は出ていないように書かれていましたが、実際は出ていたように思います。
ベント作業のシーンで2組目のペアの作業中に死を予感されるようなシーンが描かれていましたが、ドキッとしました。

タイトルのFukushima 50ですが、海外メディアが原子炉と戦った人たちを指して名付けた名称ということでした。

現在の電力価格高騰の要因として原発の停止が挙げられていて、原発再稼働はやむなしというのは理解できますが、こういうのを見てしまうと、少し躊躇ってしまいますね。
少なくとも太平洋側での原発の稼働は控えた方が良いと思います。





 
Fukushima 50
安田成美
2020-10-16




小説 Fukushima 50 (角川文庫)
周木 律
KADOKAWA
2020-01-23